ドイツの技術に日本のダマスカスを融合

200年以上の歴史を誇るドイツのトップブランド、DICK社が新たに手がける新シリーズ、その名も「1893」です。「1893」はシカゴで開催された世界博覧会の年を示しており、はじめてDICK社が同展示会に初めて出展し世界へ進出した年にちなんでいます。
刀身には日本製刃物材料の雄と言えるVG10を中心に、ハイカーボン・ローカーボンステンレス鋼を67層重ね合わせたダマスカス鋼を採用しており、優美な波紋が誇らしく刀身を飾ります。また、日本の包丁と同様に手研ぎ、さらに焼き入れ後のサブゼロ処理を施しています。まさにドイツのクラフトマンシップと、日本の技術力を集めた材料の高度なコラボレーションの賜物で、まさにDICK社のフラッグシップシリーズとして仕上がっており、日本国内のこだわりを持ったシェフの皆様にも満足いただける逸品です。

和包丁にインスパイアされた新型ハンドルを採用

和包丁のデザインにインスパイアされたハンドルは、ドイツ製としても非常に珍しい構造を採用しています。桂と柄尻には刀身と同様のダマスカス材料を採用。刀身のみならずハンドルに使用される金属部全てにダマスカスを配するこだわりはDICK社のデザインに対する高い意識を感じさせます。レーザーを用いて精密に削り出した部品一つ一つが、まさに所有することに喜びを与えるプロダクトであることを主張しています。

また、人間工学を研究し続ける同社の意識は、ハンドル表面の滑り止めのシボのデザインにも大きく現れています。ミートナイフとして非常に人気の高いエキスパートグリップ 2Kシリーズの二重成型構造を応用。皮革をイメージした表面デザインは握りやすく肌に吸い付くようにフィット。内蔵のハンドル構造を工夫することにより握った際の柔らかさにも効果を発揮。耐水性も高く衛生面もしっかりと考慮されています。

ドイツの伝統を肌で感じる完成度

アメリカ・ヨーロッパ諸国の厳しい食品安全基準や工業規格を、数多くクリアしているDICK社だからこそのしっかりとした物づくりの精神は、一つ一つのクオリティに如実に表れています。切れ味や刀身構造などについても藤次郎株式会社との数多くのコラボレーションや技術交流を踏まえた上で生まれたシリーズと言えるでしょう。
ドイツ伝統のクラフトマンの誇りに、日本の刃物技術のエッセンスが絶妙に融合したグローバルなシリーズです。

数々のヨーロッパのデザイン賞を総ナメに

日本の技術と融合した「1893」シリーズは登場とともにドイツを始めとしたヨーロッパのデザイン賞を総ナメにしました。2008年度の「red dot design award」を皮切りに同年の「DESIGN PLUS」、「Kitchen Innovation of the Year」、2009年度の「iF product design award」など著名なデザイン賞を数多く受賞。シンプルながらもパーツの一つ一つからにじみ出る気品が、ヨーロッパ、ひいては世界の人々の心をこれ以上無いほどに惹き付けた証拠ともいえます。
同様のハンドルデザインに鮮烈な朱色で採用したステンレス単層スタンダードタイプ、DICK "Red Spirit"シリーズも非常に人気の高いシリーズになっています。

製品一覧

ペティナイフ

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8-1047-09 ペティナイフ 90mm オープン 購入はこちら

三徳 (サーモン刃切)

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8-1042-18K 三徳 (サーモン刃切) 180mm オープン 購入はこちら

スライサー

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8-1056-21 スライサー 210mm オープン 購入はこちら

パンスライサー

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8-1039-26 パンスライサー 260mm オープン 購入はこちら

カービングフォーク

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9-1001-20 カービングフォーク 20cm オープン 購入はこちら